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ラミューズのお気に入りディスクについて

このページでは流行やヒットチャートに捕らわれず、日本では知られていないが世界では有名な作品やアーティストなど、プロやマニアの間で話題になるような作品をピックアップしています。

また知る人ぞ知るような有名な作品からプロのアレンジャーやアーティストが楽曲でヒントにしたり、ネタ探しにするのに密かに聴くような作品などもピックアップしています。
他にもミュージシャンだけでなく、レコーディングやミックスダウンなどを担当するミキサーエンジニアーやプロデューサーが賞賛するような作品も取り上げています。
ディスクに対する感想は録音状態も含めて、自分が個人的な意見で綴っています。
趣味でギターやベースギター、オリジナル曲作りを楽しんでいる方から将来プロを目指している方も、
よりすばらしいプレイヤーや作品が創造できるように、多少なりともお役に立てれば幸いです。

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La'Muse Favarite Disks


POP POP by リッキー・リー・ジョーンズ

Aug 14, 2015

☆ Point ☆

メンバーが創り出す空間とその空気感をしっかり捉えた録音が素晴らしい!

☆ Comment ☆

このアルバムの主人公は勿論リッキー・リー・ジョーンズだが、そのサイドメンの顔ぶれが凄い。

ギターはロベン・フォードとマイケル・オニール。

ロベン・フォードは彼が在籍していたイエロー・ジャケットからのファンのだが、あの頃のイメージとはがらりと変わって、ナイロンギターを使ってしっとり、丁寧にゆったり間合いを上手に取りながら空間をしっかり作っている。
このアルバムは録音もすばらしい!
ある有名なレコーディングエンジニアーがオーディオーの試聴版として持ち歩いていたというぐらいだから、もし恐ろしい高価なオーディオセットで聴いたらさらにそのすごさが伝わると思うほど完璧なレコーディング。

だから空間の音処理が抜群なのだと納得。

勿論、個々のプレイヤーもそれぞれが空間を大切に決して俺が!俺が!のどうだこの技!

と言わんばかりのてんこ盛りフレーズで決して埋め尽くしていない。

自分はこういう空間のある、隙間がしっかりある音楽が大好きで、千の音を並べられるよりこれ以上少なく出来ないほど、隙間がある必要な最小限度で音楽を紡いでいる演奏が大好き。

その方が自分には聴いていてイマジネーションが膨らむし、聴く度にその隙間に演奏者や歌い手が何を思っているのか?

何を伝えたいのかを感じ取る楽しみがある。

演奏は彼女を支えるサポートメンの演奏がまさに枯山水のような創造性に溢れた演奏。

しかし才気煥発のゆうな演奏ではなく、本当に重要な音だけ、余計なことを言わずに丁寧にゆったり説くような話し方で、それは円熟味から老境の域にはいるような演奏だ。

でも、決して年老いたレイドバックした演奏ではなく、まさに名脇役達がいぶし銀のような雰囲気を醸しだしているというような趣のある演奏。

ほどよい空間が常に漂っているのに、その演奏形態にもある。

パーカッションはいるがドラムがいない。

パーカッションもバリバリのラテンパーカッションではなく、うっすら鳴っている程度。

けっして旋律や和音に割り込んでくるような使いかたではない。

それがまたそれぞれの洗練された知的な音使いを鮮明にしている。

ロベン・フォードのナイロンギターによる洗練されたされど、甘さだけに流されないバッキングも素晴らしいが、ベースのチャーリーがヘイデンの作るベースラインが素晴らしい!

この人の弾くベースラインは決してパーカッシブでエネルギッシュな演奏ではないが、すごく穏和で知的。

それでいて全体の音をすごくまとめ上げているし、クオリティを引き上げている。

彼がジャスのベースラインでその基を作ったのはバッハの低旋律の作り方だとある雑誌で述べて、若い人のアドバイスにバッハのベースラインの作り方を学んだ方が良いと語っていたのが、彼の演奏を聴いているとよくわかる。

要するに全体をまとめながらも、すごく旋律的でベースラインも大切な主旋律と同じぐらい単に構成音を弾くだけ無く、全体を包みながら旋律も創造し、歌わないといけないという彼のスタイルがこのレコーディングでもよく出ている。

自分もアコースティック・ベーシストの中で最も尊敬する大好きなベーシストでパット・メセニーやジョー・パスとのヂュエットのディスクは大好きでよく聴いていた。

それからバンドネオン(アコーディオン)がまた良い雰囲気を醸しだしている。

あのタンゴの大巨匠のピアソラの後継者と言われる ティモテオ・“ディノ”・サルーシが弾いているのだが、タンゴのあの情熱的なバンドネオンではなく、ここでは実に控えめで、全体の空間を決して壊さないように細心の配慮をしながら、実に哀愁のある味わい深い演奏をしている。

まさに枯れきった演奏なのだが、それが亡き高倉健さんのような凛としながらも、人の人生の悲喜交々をわずかな音で伝えている。

とにかく、久しぶりにこれからもずっと聴ける、決して色あせないアルバムには違いない。

それは 大切な思い出がいっぱい詰まったフォトアルバムを久しぶりに開け,ページをめくる度に追憶が浮かんでは流れ、思い出を再び積むんでいくのと似ている。

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Emotion & Commotion by ジェフ・ベック

Aug 14, 2015

久しぶりにジェフ・ベックのニューアルバムを聴いてみた。

のっけからのベック・トーン。

この人のディストーションは他のロック・ギタリストとは

ひと味もふた味も違う味わいがある。

それに歌う!本当にこの人のギターはよく歌う。

全然メカニカルに聞こえない。

もう別次元に行っている。

今回のアルバムはかなりヴァラエティーに富んでいる。

『オーバー・ザ・レインボー』があるかと思えば、

なんとトリノ大会で荒川選手も使っていた

あのプッチーニの蝶々夫人のアリアまで弾いている。

最初はまとまりに欠けるアルバムだなあと思ったが、

何度か聞いているうちに味わいが出てくる。

ラストの曲は音楽性、内容の深さともにすばらしく、

深い芸術性を感じる。

バーバーの『アダージョ』のような雰囲気を漂わしている。

ちなみにラストの曲の作曲者はイタリアでは有名な映画作曲家。

コッポラも映画プラトーンで実に印象的にアダージョを使っていた。

ところで、最近この芸術性を感ぜさせてくれるロックにお目に掛かる事が少なくなった。

現在ベックより技術的に上手いギタリストはいくらでもいるが、

あのトーンの豊かさとフレージングは技術では

いかんともしがたい歌心のセンスが満載。

彼はこれ見よがしの飛び道具的なフレーズは少ない。

必要な音だけをすごく吟味して、

微妙なニュアンスを巧みに使い分けている。

だから今でもプロのギタリストの間でも評価が高いし、

ステージを見たい思わす物を持ち続けている。

ただ天才肌なので、気分の善し悪しでかなり出来不出来がある。

今回のアルバムを聴いて感じたのは、

やっぱり彼はイギリス人だという事。

アレンジや全体の音のニュアンスはアメリカ産ではない。

ハードなアレンジやギターがあってもどこか知的で品があり、

コントロールされている。

能の完成者でもあった世阿弥が記した能の理論書

『風姿華傳』の一説に有名な言葉

『秘すれば 華 

 秘せずば 華なるべからず』

という日本の古典芸能の奥義を説いているが、

ちなみに華は感動という意味に当てはめれば理解しやすい。

観客を感動させようと自分の技をできる限り見せようとしたり、

これ見よがしにすると本当の感動は与えられない。

という意味だが、まさか西欧人のベックがこれを知っているとは思えない。

しかしもしかすると『風姿華傳』は演劇や舞台芸術論として翻訳されているため、

演劇の国イギリスなら知られているかもしれないし、

ベックもイギリス人なので読んでいるかもしれない。

いぜれにしても、ベックがこの境地を会得したように私には感じられる。

だからこそ、今でも彼に惹かれるのかもしれない。

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HOMMAGE a PIAZZOLA

Aug 14, 2015

Point ☆

情熱的で艶のあるタンゴのイメージではないが、クールで耽美的な美しさがある。

☆ Comment ☆

このディスクは、ついこの間のタンゴブームも落ち着いて久しぶりにこのディスクを聞いてみた。

購入した当時もよく聞いたが、最近ご無沙汰だった。

改めて聞いてみたが、やっぱりいい(^.^)

ピアソラの自作自演版もよかったけど、なぜかこちらに引き込まれた記憶が蘇る。

反面タンゴ本来の熱情が多少欠けているのにどうして惹かれえるのか?やはり未だに謎だ。

ピアソラ自身、このディスクを聞いていたら内心どう思ったのかすごく興味が湧いてくる。

その曲を誰よりも聴いているのは作者自身だが、意外と作曲者以外が再現したほうが核心に迫るときがある。

クラシックを聞いている時に作者がもし今生きていてこの演奏を聞いたら、なんて言うだろうと感じるときがよくある。

このディスクは、それを感じさせながらも、私はやっぱり自分にはこれがいいなあと思ってしまう。

ちなみにネットアルゼンチンの音楽好きの人が集まるサイトでタンゴの話を聞いたことがある。

たまたま聞いた人が音楽通やプロ、セミプロ、プロ希望の人で比較的若い人だったので、あまり当てにはならないが、ご当地のアルゼンチンの人はこちらが思うほどタンゴは聞かれてないと答えていた。

たまたま私の尋ねた人達は聞いていたが、一般の若い人は私の期待とは裏腹だった。

ボサノバも一般の人はボサノバなんてあまり聞かないよって言われてがっくりした体験があったが、タンゴもしかりだった。

ところで、録音はNonesuchレーベルですごくナチュラルでいい。

私はNonesuchレーベルはすごく好きだったけど、最近無くなったのか見当たらない。残念!

Nonesuchは生音の録音はすごくいいのだが、ミドルからローを若干持ち上げている感じがする。

しかし、ボンついたドンシャリではないので好きだ。

この録音も私の好みがあるから、このディスクに惹かれえるのだろうか?

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MUSIC OF THE BRAZILIAN MASTERS

Aug 14, 2015

Point ☆

演奏はすごくリラックスしているが、質はすごく高い

☆ Comment ☆

このディスクは、ネットで探し物をしている時、偶然、あるサイトのディスク紹介を読んで購入。

読んでいるうちにこの管理者の方のコメント等、趣味が私の嗜好に合う事に気付く。

管理者のご推薦もあり、なおかつ管理者自らよく聞くとの事で早速購入。

ちなみにこのweb管理者は絵本作家のnomutaさんという方。

HP
(http://www.geocities.co.jp/MusicHall/8193/nob.html)

なるほど、よく聞かれえるということだけあって、すごくリラックスしている。

内容も一つ間違えれば内輪のお楽しみになりかねない構成だが、単なる寄せ集めではなく、ある一点で共通した感覚を持った人が自分たちの原点にある音楽を楽しみながら大事に演奏しているのがすごく感じられた。

私はジャズもブラジル音楽もすごく好きなのだが、どうもアメリカナイズされたブラジル風音楽は苦手なので、正直不安であった。

しかし、聞いてみてそんな不安は一掃された。

アルメイダとリマはネイティヴな共通言語を持っているので安心していたが、チャーリー・バードが果たしてブラジルの言葉のニュアンスが分かり合えるのか疑問だったが、そんな取り越し苦労もどこ吹く風。

実にゆったりと気持ちのいい演奏!

こういう年季の入った、質の高いリラックスしたアルバムはなかなかない。

録音もすごくナチュラルでガット弦の音が自然に取れている。ガット弦の録音でよくハイ寄りになって、倍音がやたら出て、ミドルーロウが薄くなっている録音がよくあるけど、私は実際に聞こえる音とのギャップで違和感を時々感じる。

オーディオ的にはそのほうが耳心地はいいのだが、どうもその違和感が気になって仕方が無いときがある。

しかしこのディスク(輸入版)はガット弦の特徴であるミドルレンジがしっかり取られているから、素に近い音がして安心した。

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BOSSA CARIOCA by 小野リサ

Aug 14, 2015

Point ☆

すごく爽やかで、とても暖かいアルバム。

☆ Comment ☆

久しぶりに小野リサのアルバムを買ってみた。

バックにジョビンファミリーがサポートをしており、すごく耳に心地よい、しかし決して安易なBGMになっていない。

クオリティもすごく高く、しかし重くならないように気をつけて作られている。

最初は物足りない感じがしたが、聴いているうちにだんだんよくなっていくアルバム。

刺激的な音や低域をボンボンに出してアレンジされてないのもすごくいい。

ミックスもデジタルでよくありがちな両端を上げてドンシャリ気味にミックスされてなくて、中域がほどよく抑えれていて実に音楽とのバランスがいい。

リサの声も実に爽やかで暖かい。

バックがブラジル人で固めて、ミックスまでもブラジルで行われておりローカル色が強い。
しかし、これがすごくいい感じでまとまっており、アメリカナイズされてないのが私にはすごく好感が持てました。

私が持ってるリサのアルバムのNo1アルバムになりそうです(^o^)丿

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The Melody At Night with You
by キース・ジャレット

Aug 14, 2015

☆ Point ☆

ある一曲を調べていてたまたま見つけたアルバムだが、これがすごい掘り出し物ディスクだった。


リラックスして、美しい。

今までキースのソロアルバムは聞いてきたが、こんなにリラックスして美しいアルバムは初めて。

☆ Comment ☆

神経的な病気で演奏から少し遠ざかったいた時に、自宅録音したらしい。

そのせいかもしれないが、全曲緊張感たっぷりのインタープレイは控えめになり、メロディーをすごく大事に淡々と弾いている。

これが、曲の良さを余計に引き立てている。

えてして、メロディーにあまりに感情移入すると聞き手は送り手とは相反して引いてしまうもの。

むしろ淡々と表したほうが、受けてはその空間に様々な感情移入をして、広げてくれる。

口で言うのは容易いが、これがなかなかできるものじゃない。

味気ないものとは紙一重。 しかしこのアルバムでのキースはそれをやってくれて、実に感慨深い。

ほんといいアルバム。
私の最後の10枚に入りそうなアルバムです。

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Fiesta Boricua by コルティーホ

Aug 14, 2015

☆ Point ☆

プエルトリコの超スタンダード
キューバンリズムだけどキューバよりもアフロ色が強い

☆ Comment ☆

シンコペーションがかなり強くなり、ジャズ色の影響もかなりある。 2曲目は某ビールの宣伝に使われている。

リズムがかなり早くなり、メロディの同型反復も多く。リズム・ブラスが音楽の中心に移行している。

サルサにかなり近づいてる。 今のラテン調商業音楽にはすごく参考になるところ多し。

ここでのクイーカの使い方はソフトシンセ、サンプリング等を使ったアクセントの使い方として参考になる。

ブラスもすごく参考になる。 ピアノがすごく打楽器的、独特のスタイルを築いているのでこれも参考になるでしょう。

テンポ遅くして、レゲエフレーズのアイディアの参考にもなる。 ヴォーカルのリズムの崩し方は跳ねるけどジャストではないので、難しいなあ。

崩し二拍三連をこれでもかとばかりに歌われて、参った状態になるかも(__)

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クンビア・デ・コロンビア

Aug 14, 2015

☆ Point ☆

とにかくえぐい(-_-;) ! お下劣だけど、一度聞くと耳に焼きついて離れない!

* Comment *

まあ、クンビアってコロンビアのダンス音楽の一種だけど、かなり危ない。

男と女とダンスがあれば良いじゃないか!という歌詞が多く、これでもかフレーズの山です。

こっちが恥ずかしくなるほどのフレーズも満載です(-_-;)

でもここまでされると参って苦笑してしまう。 とにかくチープなラテンサウンドをブレンドしたいという場合は絶妙のスパイスです(^_^;)

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ラシーヌ by カリ

Aug 14, 2015

フランス語圏のラテン音楽。
 1989年なので新しいし、録音もいい。
とにかく明るく、聞き易いうえ、洗練されて心地よい。

カリという人は元々フランス生まれでフランス語圏のカリブ諸島では有名なレゲエバンドのメンバーでバンジョーのような楽器で演奏してます。

アレンジも純粋のラテン人ではなく元メンバーでキーボードを担当していた人がしてます。

ただしヴォーカルは島の人が歌ってるようです。

このCDはフランスで1989年マラカス・ドール賞を受賞しました。

さすがにフランスはこの手のローカルな音をすごく洗練さす術に長けてます!

ローカルな音を如何に洗練させ、他民族に聞き易くするかという技に参考の価値があります。

そういえばフランス料理の発祥はバロック時代ヨーロッパでイタリアと文化や芸術で競っていた頃、フランスは植民地施策などで遠い異国の文化や芸術を取り入れそれを上手く自分の達のアイデンティティーをして再創造していた。
このようにフランス人は他国の優れたものを再創造させる能力に長けていたため、トルコやアラビアなどの異国文化は最先端の生活用品を自分たちの趣味に合うように、またデザインを洗練させてあたかも自分たちが創り出したもののようにしてイタリアに対抗していた。

例えば座って便を足すあの便器の原型はトルコの宮廷で既に使われていたが、それを使ってこれは楽でもあり、衛生的だとして飾り付けを施して宮廷に取り入れた事は余り知られていないが、これもフランス人の他国の文化を上手く取り入れて再創造する能力に長けている事を示す一例。

他にもフランス料理も料理でイタリア料理に対抗する手はないかと良いアイディアがないかと探していたところに、日本ブーム、ジャポネスクで日本に会席料理が紹介され、味は好みに合わないがその盛り方や色使いなどイタリアとはまた異なる美しさにアイディアを得て、フランス流の会席料理が今のフランス料理のアイディアの原点になった。

芸術や文化の多くは何かしらその元になったアイディアが必ずある。

ただをそれをそれよりもより洗練されたものに再創造したなら、パクリとは言われない。

パクリ方に芸がないと単なるパクリ、猿まねと言われる。

ところで、こんなBGMでマルティニック等でのんびりホテルのプールサイドか浜辺でのんびりしたい。

いつの間にやらそっちに妄想しておりました(-_-;)

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